文:五十嵐 翔太
昨年末、RIVはブランド立上げから1周年を迎えました。
また、私たちはブランドの立上げと合わせ、パタゴニアの創業者らが設立した自然保護に寄付するグローバルネットワーク「1% for the planet」への加盟を行っており、そちらも同時に1年が経ったことになります。
創業間もない私たちにとって、事業の見通しの立たない中、全売上の1%を寄付するフルメンバーとしての参画は、正直不安もありました。残った利益からではなく、全売上から1%を寄付するというのはビジネスをする上で、恐怖があるものです。
それでも「RIVがこの地球でビジネスをする以上、これは地球税のようなものだ」と考え、創業と同時に加入することを決めました。
※フルメンバー:製品の一部ではなく、全売上の1%を寄付するメンバーシップ
また、発信が追いついておらずごく一部しかお知らせ出来ていないのですが、昨年は私たち自身が行う環境保護活動「to the Earth.」にも力を入れ、活動を積み重ねてきました。
春と秋には数日間に渡り、天売島での森づくりを実施し、他の地域でも苗植えを行いました。ただし、苗を植えること自体が目的ではなく、自然豊かな森を育むための活動です。これからも継続的に見守っていければと思っています。
そして、フライフィッシングが大好きな私たちは、川にもたくさん遊んでもらいました。
川はいつも様々なことを教えてくれ、あらゆることに思いを馳せるきっかけをくれます。新緑の若葉たちの清らかな美しさ、無邪気に動く水生昆虫たち、自信にあふれる大きな熊の足跡。
そして、今年は河川への直接的なサポートも昨年より、もう少し行っていきたいと考えております。ですが、少ないメンバーで活動していますので、体があと2つくらいほしいのが本音のところです。
ゆくゆくは、私たちRIVの企業としての成長が自然保護の拡大につながる。
そんな状況を作れるのが私たちの理想です。
まだまだ、険しい道のりを歩き始めたばかりですが、小さな一歩を積み重ね、少しづつ遠くへ歩いて行ければと思っております。
ずいぶんと遅いご挨拶にってしまいましたが、今年もRIVをよろしくお願いします。